王子でガクアジサイ

アジサイを見に王子へ。奴がまた商店街を探している。酒のつまみを買おうとしていることが見え見え。米粒写経はいませんが。飛鳥山を登ろうとすると疲れたと言っている。甘みを喰おうとしていることが見え見え。だったら渋沢栄一記念館で休んだらどうか。飛鳥山の歴史でも読んでいろよ。永遠の眠りにつけるんじゃないか。線路脇でアジサイを見る。最近の若い人はポーズをつけて撮ったりしてすごいといっている。お年を召している方の発言でございますこと。枯れ気味の花に負けているってことなのかしらね。ガクアジサイがきれいだとか言っている。地味なのがお好きなようで。あれですかね、派手な花だとただでさえ霞んで汚らしくていらっしゃるそちらが目立たないからってことですかね。聖子みたいに顔吊ったらいいんじゃないかしら。チャンコみたいに毒も入れてお岩さんみたいになったらアジサイとの写真も映えることでしょう。何もしなくても、既にもうお岩さんでした。